合同ゼミ2014
2014.8.7-9 at 立命館大学びわこくさつキャンパス
今年も、3大学合同ゼミを開催しました
今年も合同ゼミ合宿を開催しました。
参加校は、おなじみの
立命館大学・山田ゼミ
山形大学・コーエンズゼミ
愛知大学・広瀬ゼミ
です。
今年のテーマは、
「全部取得条項付種類株式」です。
漢字がえらく羅列していますね。(苦笑)
会社が一定の場合に取得できる種類株式なのですが
そんなこと言われても、分からないと思います。(汗)
少々解説を。
この制度は、
元々、倒産寸前の会社を再生するための手段の一つとして
導入されました。
しかし、現在では、
少数派の株主に、株主であることをやめてもらう
(これを「少数株主の締め出し」といいます)
ための手段として用いられることが多く、
裁判例が多く発生しています。
このような用いられ方の是非につき
検討してもらったわけです。
ただし、方法は二つに分かれます。
より良くするためにはどうすれば良いか、
立法論を検討してもらうグループ
現実に近い事案をベースに
模擬裁判をしてもらうグループ
そして、昨年までと同様、
ゼミ横断的な混合班
で検討してもらいます。
どちらのグループのどの班で行うか、
当然ですが、当日発表です。
・・・鬼畜ですか?(笑)
より勉強してもらいたいという
教員の本能ですね。(笑)
さて、まず初日は、会場である、
立命館大学びわこくさつキャンパス
に移動。
まずは、班の発表です。
若干、緊張の面持ちですね。
これから1日間、頑張ってもらいます。
続いて、立命館大学・山田先生によるレクチャー
実は、事前予習課題は1ヶ月前に提示され、
ゼミの時間も利用して勉強を重ねてきているのですが、
改めて、重要な部分を確認します。
レクチャーが終わった後は、
ウェルカムパーティー!
既に和やかなムードになっており、
会場への移動中もこんな感じです。(^^;;
先ほど提示した混合班ごとに
バーベキューです。
こういう施設が学内にあるって、
素晴らしいですね。(^^)
お酒の力も借りて、楽しい時間を過ごした後は
翌日のゼミに備えて寝ます・・・
となるかと思いきや、
この後、延々と自主ゼミが続きました。
実は、模擬裁判の事案も、本日初めて提示。
気になるのか、夜を徹して読み込みです。
皆、頑張りますね!
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さて、そんな一夜明けて、
いよいよ合同ゼミ本番です。
教員ごとに3つの部会に分かれて、
予選が始まるお昼すぎまで、準備を進めます。
真剣な様子ですね。(^^)
そして、予選のスタート。
これは私の部会の模擬裁判の模様です。
実施したのは、正確には、模擬裁判「もどき」です。
ディベートに近いですね。
原告が主張をして、それに応対する形で被告も主張しますが、
短い時間設定の中で、
効率的に議論をしなければなりません。
裁判官は教員で、勝ち残りの判断もします。
結構な熱戦になりました。
熱戦を勝ち残った班は、
その部会の代表として全体の前で決勝戦に進みます。
決勝戦の裁判官役は、教員ではなく、学生が担当します。
部会での模擬裁判とは少し異なり、
全員で議論して、全員で投票して勝者を決める、
といった感じですね。
白熱した模擬裁判が展開されました。
模擬裁判終了後は、
立法論報告の決勝戦です。
こちらも全員で議論して、全員の投票で勝者を決めます。
なかなか興味深い報告です。
全体での議論も白熱しました。
模擬裁判、立法論報告いずれも、
事前準備の成果がよく発揮されて、
なかなかの水準であったと思います。
とりあえず、これで合同ゼミは終了!
お疲れ様。
さぁ、打ち上げです!
もうこの時点では、大学を超えて班ごとにすっかり馴染んでいて、
なかなか良い雰囲気ですね。
盛り上がったところで、表彰式です。
模擬裁判・立法論報告の投票結果などを発表!
こんな感じで盛り上がりは最高潮に!
当然ながら、一晩中、交流は続きました。(^^)
※オヤジ広瀬は、例のごとくすぐ寝てしまいましたが。(汗)
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一晩明けて、最終日です。
まずは全体で記念撮影
晴れやかな笑顔ですね!
この合同ゼミ、2003年にスタートしたのですが、
その際の場所が、実は、
このびわこくさつキャンパスでした。
改めて確認しましたら、
まったく同じ場所で記念撮影していました。(^^;;
なかなか感慨深いものがあります。
ところで、この3日目の予定は京都見学でしたが、
あいにく、台風のため、大雨警報発令!
泣く泣く中止し、そのまま帰宅しました。(T_T)
うーん、残念。
そんなケチが付いてしまいましたが、
合同ゼミ自体は、大成功のうちに終えることができました。
大学間の交流も深まったようですし、
何よりですね。
来年もやりますよ!
そして、秋学期のゼミも
この調子で頑張りまっせ!!(^o^)/